
夫が不倫をした。性格の不一致。もう無理!!
などの理由により、離婚しようか悩んでいる。
そんな方もいらっしゃるかと思います。
離婚なのか、夫婦関係の修復なのか、見極める方法について解説します。
心の整理にお役立ていただければ幸いです。
離婚率
日本での離婚率は35%と、
3組に1組の割合で離婚している計算です。
その中でも調停や裁判にまで至らない協議離婚が9割となっています。
離婚することが、イコール必ず悪いこととは限りませんが、
縁あって「婚姻届け」という契約をせっかく結んだお二人だけに、
離婚という決断をしなくてはならなくなった理由も、
様々あると思いますが、本当に残念です。
そして離婚に必要なエネルギーは、
結婚した時のエネルギーの何倍もかかる、という話も聞いたことがあります。
子どもがいれば、子どもの心にも影響がでますし、
シングルマザーの貧困率は約5割というデータもあります。
離婚or修復
夫からDVを受けている場合は、すぐに避難して身の安全を確保してください。
警察署の生活安全課や市区町村の福祉担当課へ相談するか、
静岡県にお住まいなら「DV相談ダイヤル」へ
DV相談のための電話相談窓口がありますので、お電話ください。
女性の悩み、配偶者等からの暴力の相談を受け付けています。
電話番号:054-286-9217(午前9時~午後8時)
<祝日・年末年始を除き、受け付けています>
それ以外の方は、
売り言葉に買い言葉などで、勢いで離婚に進んでしまう前に、
ほんとに今が離婚のタイミングなのかどうか、
慎重に見極める方法を解説します。
では、何をすれば見極めることができるのか?
夫の気持ちを確認すること
夫婦間でコミニュケーションが取れる状態であれば、
まずは話し合うべきです。
ただし、けんか腰や高圧的な態度はNGです。
あくまで、私は結婚生活を修復したい。
前向きに建設的に夫婦関係を改善したい。
それについて、あなたはどう思っていますか?・・・
もしもこの時に、夫からあなたを蔑んだり、人格否定されたり、
夫の口から「離婚」というキーワードが出てきたら、
その時は修復不可能!?、離婚をするタイミングなのかもしれません。
半年~1年準備期間をおく
離婚するとなると、引っ越し費用やその後、当面の生活費など、
経済的に困窮することが予想されます。
なるべく資金を貯めることが必要になってきます。
そのために、すぐに離婚することは避けて、
半年~1年の準備期間を設けてみることです。
そして気持ちとしては受験勉強するつもりで、
もう一度やり直す努力をすると決意をしてみます。
夫のためにではなく、自分のためです。
次の人生のために、「いい奥さんをやってみる」
これにチャレンジしてみるのです。
あなたが変わることで、相手が変わることもあるかもしれません。
夫の努力を理解する
もう一度、夫をよく観察してみてください。
・自分を大事にしてくれる
・早く家に帰ってきてくれる
・子どもを大事にしてくれる
などなど・・・
少しでも夫が努力してるなと思ったら、それを認めましょう。
それでもダメなら、離婚してもいい時かもしれません。
離婚のタイミング
以上の見極め方法を試してみて、
・自分がスッキリできる
・尾をひかない
・後悔しない
・別れても済々する
そんな感情が沸いたら、離婚のタイミングが来ています。
イメージしてみる
最後に、もしも夫が交通事故にあったらをイメージしてみてください。
(1)どうしよう?夫が死んじゃった。泣き崩れてしまうような悲しみ・・・
(2)家のローンがタダになるのかな?生命保険は降りるかな?
あなたは(1)ですか?それとも(2)ですか?
離婚に関するお悩みは、お気軽に当事務所へご相談ください。