【入管】海外旅行、パスポートは準備しましたか?

2025年3月24日から新しい旅券制度、通称2025年旅券の発給が開始されます。

それでは、そんな新パスポートの特徴について見ていくことにしましょう。

安全性の向上

今まで以上に国際的な水準に合わせた安全性を実現し、

偽造防止技術が多く採用されているのが特徴です。

特に日本のパスポートは世界的にも信用度が高く、これにより更に価値が向上します。

利便性の向上

新パスポートの発給に合わせ、オンライン申請も開始され利便性も高まります。

申請者は家にいながら申請でき、交付時に窓口に行くだけでパスポートが取得できます。

手数料にも変化があります。

今までの書面での手続きでは、10年期間のパスポートで16000円の手数料でしたが、

300円引き上げにより、16300円となります。

逆に、オンライン申請の場合は100円引き下げられ、15900円となります。

これは政府がオンライン申請を推奨し、利便性と効率を上げるための方策です。

発給期間に注意

パスポートの発給期間にも変化があります。

現在のパスポートは申請から約1週間程度とされていましたが、

2025年3月24日からは、発給までに1か月程度かかる見込みです。

余裕をもったタイミングでの申請が必要です。

窓口での手続きの場合

有効期間が10年と、5年のものがあります。但し、20歳未満は5年のみです。

(海外に渡航する場合は、年齢に関わらず、旅券(パスポート)を取得する必要があります)

【窓口での申請に必要なもの】

  1. 一般旅券発給申請書(都道府県の旅券課窓口にて配布)
  2. 発行後6ヶ月以内の戸籍抄(謄)本1通
  3. 発行後6ヶ月以内の本籍地が記載されている住民票1通(住民基本台帳ネットワークシステムで確認できる場合には原則不要)
  4. 写真(縦4.5cmX横3.5cm、縁なし、正面上半身、6ヶ月以内撮影のもの)1枚
  5. 官製はがき(未使用、あて先に自分の住所・氏名を記入)1枚
  6. 身元確認書類(運転免許証など1通。ただし健康保険証など写真のないものや、写真付きでも学生証や社員証などはそのうち2通必要)
  7. 以前に取得した場合はその旅券

【旅券発給手数料】

  • 満20歳以上→10年旅券1万6千円→5年旅券1万1千円
  • 満20歳未満→5年旅券1万1千円
  • 満12歳未満→5年旅券6千円

書類の作成や申請手続きを行政書士に依頼することも可能です。但し、旅券の受け取りは、本人のみが可能です。 
詳しくは、各都道府県の旅券事務所にお問い合わせください。

パスポートに関するお悩みは、お気軽に当事務所へご相談ください。

行政書士赤堀昌治事務所のホームページ