【遺言相続】ひとりでしにたい

NHK総合の終活ドラマ、綾瀬はるかさん主演「ひとりでしにたい

毎週土曜夜10時から放送のこのドラマ、すでにご覧になっていますか?

終活」「熟年離婚」「孤独死」など、

身近にある現実の問題を面白おかしく描いたストーリーで、

大変参考になる内容で、毎回楽しみに拝見しています。

「孤独死」は増加傾向!?

特に「孤独死」については、考えさせられることが多く、

たとえ今、家族がいたとしても、その状況がいつまでも続く保証もなく、

誰しもが当事者になり得る話だと痛感する次第です。

実際に単身世帯は、東京では約半数が、地方では約4割ということで、

近年は増加傾向にあるようです。

自治体の終活支援

自治体によっては、家族の代わりに、

終活を支援するサービスをはじめているところもあるようです。

中でも神奈川県横須賀市では、

現役世代も対象に「わたしの終活登録」として、電話1本で登録可能です。

電子申請や郵送申請にも対応しているようです。

電話1本で登録できる気軽さは、とても素晴らしいと感じます。

登録では以下の内容を明記することになります。

(本人の意思で、追加・削除も含め自由に選択できます。)

(1)本人の氏名、本籍、住所、生年月日

(2)緊急連絡先

(3)支援事業所や終活サークルなどの地域コミュニティー

(4)かかりつけ医師やアレルギー等、血液型

(5)リビングウィルの保管場所・預け先

(6)エンディングノートの保管場所・預け先

(7)臓器提供意思

(8)葬儀や遺品整理の生前契約先

(9)遺言書の保管場所と、その場所を開示する対象者の指定

(10)お墓の所在地

(11)本人の自由登録事項

これらの情報を登録することにより、

利用者が亡くなり病院から問い合わせがあった場合は、

自治体が情報開示をすることが出来、

その後の手続きが円滑に進めることができるようになります。

その他の自治体

神奈川県横須賀市以外でも終活登録支援を進める自治体があります。

・北海道 石狩市

・青森県 青森市

・東京都 大田区 豊島区

・神奈川県 横須賀市 鎌倉市 逗子市

・岐阜県 岐阜市

・愛知県 大府市 田原市

・三重県 四日市市

・兵庫県 姫路市

・山口県 周南市

・香川県 坂出氏

・愛媛県 今治市

このように終活支援も広まりつつありますが、

まだ65歳以上を対象としているところが多いようです。

横須賀市のような現役世代も対象になることを期待したいところです。

遺言相続に関するお悩みは、お気軽に当事務所へご相談ください。

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